128掛ける32

千川奔報

気が向いたら書きます

タイ観光旅行記・前編

タイに行くことが決定してからずっと温めていた渾身のギャグです。全然ウケませんでした。

タイよりマグロ、大トロより赤身派、おじいちゃんに「安上りなやつだな」と言われました。萩薬師です。今回は去年の夏にタイに行ってきた時の事でも書いていこうと思います。もう1年前のことなんで色々記憶怪しいけどゆるして

0.羽田空港散策

2019年8月9日、21時14分、電車を乗り継ぎ東京の空の玄関口、羽田空港国際線ターミナル駅にやってまいりました。旅行に出るにはかなり遅めの時間ですが、今回は夜行飛行機(?)でタイへと向かいます。ちなみに僕は夜行バスに乗ったことはまだありません。*1まさか夜行バスより先に夜行飛行機に乗ることになるとは…。

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上下線間にある支柱についている駅名標では駅名が大胆に省略されていました。2020年3月14日に羽田空港旅客ターミナルビルの名称変更に伴い、駅名が羽田空港第3ターミナル駅に改称されたのでこの駅名標ももう過去のものですね。

国際線ターミナルに向かい、搭乗手続きやらなんやらを済ませてから出発までかなり時間があったので軽く構内を散策したりしました。

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ターミナルの一角はなんか和風になってました。

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展望デッキから夜景を眺めたり。コンデジ手持ちで夜景なんて撮るもんじゃねぇな…。

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こうして見てみるとめちゃくちゃいっぱい飛行機いますね。流石は東京の空の玄関口ってところでしょうか。

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遠くにはゲートブリッジが見えました。きれいですね。(この写真じゃ伝わらない)

この時点ですでに22時半ごろでしたが展望デッキにはかなりの人がいて、中には飛行機を撮るために来ていると思われる人も少なからずいました。

そうこうする間に出発1時間前に。いよいよ日本から飛び立つ時がやってまいりました。

1.羽田→バンコク

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今回乗る便はちょっと前に某感染症の煽りを食らい経営破綻に追い込まれたらしいタイ航空のTG6102便です。僕は飛行機博士(とびゆきはた・ひろし)ではないので飛行機に関する知識は全くないのですが博士いわく珍しい機材らしいです。

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機内ではブランケットが配られてました。真ん中に置いてあるのは各座席についてるモニターを操作するリモコンです。(モニターの写真は撮ってなかった)

離陸時にポケットに入れてたカメラを落として後ろの席の方に拾ってもらうなどというアクシデントがありつつも0時55分、無事離陸。徹夜でゲームしようとしましたが親に怒られたので寝ました。当時のツイートを見返してみるとまともに眠れなかったらしいです。

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タイ航空の機内食 2種類あったらしい(2枚目は親か妹のもの)

OHAYOUGOZAIMASU.現在時刻は現地時間で午前2時半ごろ。タイ航空が客が寝て1時間半と経たないうちに機内食を出してくる非常識な会社だと思われないように説明しておくと、タイと日本には時差があり、タイの方が2時間進んでいます。日本時間だとただ今の時刻は朝の4時半くらいです。どのみち朝飯には早過ぎるだろとか思われそうですが、現地についたのが日本時間で6時前くらいだったと思うのでまぁこんなもんなんじゃないでしょうか。ちなみに味は普通に美味かったです。

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8月10日、現地時間で午前4時過ぎ、スワンナプーム国際空港に到着。飛行機を降りてすぐタイ語の看板が出迎えてくれました。全然何書いてあるのか理解できないですがピクトグラムと多国語表記のおかげでおおよそ何の案内なのかは察せますね。ここからは便宜上現地時間基準で時刻を書いていきます。

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スワンナプーム国際空港の出発案内表示 タイ語と英語の二か国語表示でした

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ちなみにスワンナプーム空港には鉄道が乗り入れており、現地で駅メモでチェックインするとスワンナプーム駅にチェックインすることが出来ます。この駅は漢字だと那覇空港と書くかなりレベルが高めの難読駅名となっています。なお当時の僕はバカなことにスワンナプーム空港のことをバンコク空港って言ってました。そんな空港はない。*2 

一応真面目に説明しておくとこの路線はエアポート・レール・リンクと言い、スワンナプーム国際空港とバンコクの中心部を結んでいます。タイ国鉄の運営で路線の大半がタイ国鉄東本線と並行しているものの線路や運行形態は完全に分離しており、運営も直営ではなくタイ国鉄傘下の別組織が運営しているそうです。種別は各駅停車のCity Lineと急行列車のExpressの二種類があり、それぞれ運賃や使用車両も別々に分けられていたようなのですが、通勤・通学客の増加により2014年にExpressは廃止されたとか。

なお訪れた当時案内サインにはExpressの案内が残っていました。サイン更新しろよ…。

オタク話も程々に、バンコク市街地へ向かいましょう。

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ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

あれだけ語っておいてなんですが、市街地と空港間の移動は車です。エアポートなんちゃらは今回は一切使いませんでした。

飛行機でちゃんと眠れなかったのもあって初日は宿に着いてから爆睡、起きてその辺のプールで遊んで終わりました。

次の日に朝から現地のツアーに参加することになったのでその辺の店で翌日分の食事を購入する事に。

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いかにも外国って感じでいいですね。

2.水上市場と乗像体験

2日目です。本日は現地のバスツアーに参加して軽くタイの観光スポットなどを巡ります。

日本人向けのツアーだそうでガイドの人も日本語で話してました。出発前にシートベルトをしてないと警察に罰金を取られるのでシートベルトは必ず付けるように言われていたのですが、僕の座った席の隣の席にはシートベルトの金具がありませんでした。何の罠だよ。

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シートベルトの金具がない(金具を差し込むパーツはある)

高速道路を快走してます。どこを走ってるのかはわかりませんが割と眺めがよかったです。なんか傾いてますが直すのが面倒なので各自で逆方向に傾いて補正しといてください。

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一般道に降りてしばらく走ったところでトイレ休憩で停車しました。

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すぐそばに売店みたいなスペースがあってなんか色々売ってました。

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これは売店で売ってたウンコみたいな何か

そんなこんなでバンコクの市街地を出発してから2時間半、ダムヌーンサドゥワック水上市場に到着しました。

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こちらの市場、タイではよくある水上マーケットというもので、市場内に水路がありそこを通る船に乗って水辺や船上の商人と買い物をすることが出来ます。

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市場中めっちゃ船と人でごった返してました。外出自粛厨の方々が見たら卒倒しそうですね。外出自粛厨の方々はこういう写真を見ると脊髄反射Twitterで晒して叩いてくれるので、今回は運が良ければ過去最高のアクセス数が目指せるかもしれません。

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せっかくなので乗船してみました。4連休の高速道路に対抗出来そうなくらいの混雑っぷりの中をたまに他の船に当たりながら突き進んでいきました。

バスに戻ると乗船料をぼったくられていたとかなんとか言われてツアーの人が返金してくれました。日本人ってやっぱ世界的に舐められがちな気がしますね。海外最高!みたいな事言ってるポカポンタス女もめっちゃ現地人に陰でバカにされてそう。

続いてChang Puak Campという施設に向かいます。

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この施設は先ほどの水上市場からほど近い場所にあり、像への餌やりや実銃射撃*3などの体験が出来るそうです。f:id:hg894:20200911001142j:plain

中に入ると目前に何頭もの像が。今回はこの像に乗ってみようと思います!

階段を上って木造の小屋みたいな乗り場から像の上に乗り込んでいざ出発!

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草木が生い茂る中の狭い一本道を悠々と歩いていきます。

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これは多分像のウンコを運ぶ人

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途中結構な深さがありそうな水場を突っ切ったりもしました。多分2mくらいはあるんじゃないかな?

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一周して乗り場まで戻ってきました。下に人がいると今自分がいる場所の高さがわかりやすいですね。

写真を撮ってませんでしたが像に乗ったあとは昼飯を食べました。確か相席になった人と色々話したりしてたと思います。海外で日本人と会うとなんとなく親近感みたいなものを感じられます。

施設内で他にも何枚か写真を撮ってたのでそれらも紹介しておきます。

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これは首を伸ばす器具のような何かをつけて首を物理的に伸ばしている人

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施設内の売店スペースみたいなところにタピオカ屋がありました。海外でもタピオカって人気なんですね。ちなみに僕はアロエ派です。

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こちらはトイレ…ではなく礼拝室。お祈り専用のスペースですね。日本でもこのような施設はありますが無宗教の人が多い日本ではあまり馴染みがないのではないでしょうか。タイは仏教の国で国民の約95%が仏教徒であり国王は仏教徒でなければならない憲法で定められているほど仏教が深く根付いているそうです。皆さんもぜひ一度この機会に宗教について調べて*4

再びバスに乗り移動します。

先ほどまでいたあたり*5から東に進み、Ban Na Khwangという場所に到着。

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これは なに

割と良さげな軌道の状態とは対照的にその辺の歩道みたいなレンガを敷き詰めただけの雑草ボーボーのホームのような何かに申し訳程度の朽ちかけた木の踏み台。

線路の脇にあるということは駅なのでしょうが、駅と言うにはあまりにも貧相すぎる設備です。

それもそのはず。何故ならここは駅ではないからです。

タイ国鉄には駅等級というものがあり、各駅に一等から三等までの等級がつけられていますが、ここはバンナクワーン"停車場"です。駅等級の欄にも"停車場"と書かれており三等駅よりさらに下のランクであるということが察せます。多分日本で言うかつての仮乗降場みたいな位置付けなのではないでしょうか。

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なんかバスが来たので撮ってみたり。バスは全く分かりませんが未舗装路を砂煙を上げながら走る姿はかっこいいですね。

 

…え~、非常に中途半端ではありますが、2日目の最後まで書いちゃうと後編の内容がはんぺんになってしまうので今回はここまでです。次回はこの続きから始めてタイ旅行後半の様子とついでにタイの交通機関の話でもするつもりです。

取り敢えず頑張って金曜までに今書いている旅行記は完成させます。

「明日の18時には旅行記投稿します!」 - 128掛ける32

 そういえば前回のブログでこんな事を言っていましたね。もう土曜日になっていますが、別に今週の金曜までに完成させるとは言っていなかったので大丈夫でしょう。えダメですか?ダメですね。いや本当にすみませんでした。言い訳にすらなりませんが、段々この記事を書いているうちに旅行記を書く時の感覚が取り戻せてきた気がするんですよね。なので後編の記事は割とすぐ書けると思います(フラグではないです)。後編、ご期待下さい。*6

ここまでお読みいただきありがとうございました。

*1:2020年9月現在

*2:かつてはバンコクのもう一つの空港、ドンムアン空港の正式名称がバンコク国際空港だったがスワンナプーム空港の開業に伴い改称した。どちらにせよ成田を東京空港、新千歳を札幌空港と呼ぶようなもので一般的な呼び方ではない。

*3:やってないのでわかりませんが、多分像を撃つことは出来ないと思います。

*4:なんとなくカラフルにしてみました。特に深い意味はありません。

*5:地図左上の水色のカートマークが最初に訪れたダムヌーンサドゥワック水上市場

*6:よく考えたら今回本編に1ミリも関係ないマグロで始まりマグロで終わってんな